トラックゲートモニター

車両に積載されている放射線源を検出するトラックゲートモニター

トラックゲートモニターは、運搬車両で搬入される金属スクラップ、産業廃棄物、
医療廃棄物、一般廃棄物中から、ガンマ線を放射する放射線源を検出し、
場内への持ち込みを未然に防止するための装置です。

放射線源を積載した車両が通行すると、設置されている4枚(各筐体内に2枚)
のプラスチックシンチレーターでガンマ線を検出します。
それぞれのプラスチックシンチレーターで検出したガンマ線の強弱により、
放射線源の位置を特定します。

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モニター画像

トラックゲートモニターの画面サンプルです

測定した値が警報レベルを超えていた場合、警報レベルに応じて異常メッセージの表示および音声メッセージを出力し、モニタリング表示画面に測定結果を表示します。
複数の検出器で警報レベルを超えていた場合は、一番高いレベルの表示および音声メッセージを出力します。

特徴

トラックゲートモニターでの検査方法は、センサー間を通行する車両の自動測定方式としているため、運搬車両を停車する必要はありません。このため、検査時間の低減が期待できます。

トラックの流れ

仕様

検出方式 高応答プラスシックシンチレーターと光電子増倍管によるガンマ線検出方式
検出可能な放射線源 Co60 Cs137等、ガンマ線を放射する放射線源
車両通過速度 10km/h 以下
オペレーション タッチパネル操作、放射線検出時の音声ガイダンス